株式トピックス【8月9日〜8月13日】
どうも、晴れオトコです。
今週のトピックスは、
✅ 決算進捗率で見る株価の上昇
てなことがありました。
株式市場にはどんな影響があるの?
それでは早速、見ていきましょう。
💹 決算進捗率で見る株価の上昇
今週は目立ったトピックスもなく小ネタをひとつ。
ニッセイ基礎研究所が旬なレポートを発表、
『純利益の進捗率はどの程度、株価に影響を及ぼすか』
対TOPIXリターンとして数値化されております。
ちなみに条件としては、
✅ TOPIX500 3月決算企業
✅ 18年〜20年度を対象
となります。
💴 30%以上▷9月末までに平均で3.5%上昇
💴 30%未満▷9月末までに平均で1.0%下降
明確に株価に反映されておりますね。
更に、業績拡大の勢いも加味すると、
💴 +5%以上▷9月末までに平均で10%上昇
💴 ±5%以内▷9月末までに平均で5.0%上昇
💴 −5%未満▷9月末までに平均で4.0%下降
要するには、
① 第1四半期決算で純利益進捗率30%以上で、
② 前年の進捗率と比較して5%以上改善されている、
銘柄は上がる傾向にある、ってことです。
まぁ、業績いいし、勢いあるので当たり前っちゃそうなんですが・・・。
そしてコロナ禍になってからは業績の見通しがとりわけ重要視されております。
直近の決算で日本電産やトヨタ自動車は進捗率が高かったにも関わらず、
通期の業績見直(上方修正)なし、据え置きでの決算発表となりました。
直後に株価は下落・・・、決算はこれだから怖いですよね。
これからの決算に役立てていただければと。
あくまで目安のひとつとしてですが。
今週の損益速報
13日(金)はファイーバーゲート(9450)の2021年6月期の本決算。
早速ですがこちら、ドンッ!
まずまずですが予想値は超えてきて欲しかたな。
営業利益、経常利益はしっかりと超過してくれておりますが。
そして、ストック収入も13四半期連続で続伸。
CAGRってなに?
『CAGR = 年平均成長率』です。
ちなみに、Compound Annual Growth Rateの略。
計算式はややこしいので割愛しますが、
『過去数年の成長率から割り出した1年あたりの平均成長率』
と認識しといてもらえれば間違いないかと。
その数値で何がわかるの!?
決算などで企業の収益成長を確認しても、
🚫 過去の成長にバラつきがある
🚫 結局、成長は続いてるの!?
なんて問題や疑問が出てきます。
これらをクリアにするために過去数年の成長率から、
1年あたりの平均を求めた数値がCAGRとなります。
CAGRの活用法としては、
✅ 企業の成長(勢い)を確認
✅ 競合他社と比較▷市場での企業の優位性を判断
✅ 将来の業績予想の仮定成長率として使用
などがあげられます。
意外に重要な数値なんですよね、CAGR。
さてさて、決算に戻りました2022年6月期予想を見てみましょう。
ホームユースは需要が継続しているので前提が崩れなければ問題なしですが、
ビジネスユースは新規開拓の積み上げを想定している数字でのでちょっと心配。
コロナ再拡大により商業施設向けフリーWi-Fiの低迷も続きそうですし。
同社が掲げる打開策としては、
🏥 医療施設向けWi-Fi
🛰 衛星通信Wi-Fi展開
詳細は別記事でまとめますね。
ちなみに決算を受けてPTSは反応。
商いとしては数十件ですので無駄に釣り上がってる気もしますが。
注目イベント【8月16日〜】
先週に続きファイバーゲート(9450)の決算も無事?クリア。
いやー、何にせよコンセンサスを上回るって大事ですね。
プロレド・パートナーズ(7034)の 2021年第3四半期決算発表は9月14日。
しかしながら、新型コロナの感染が世界各国で未曾有の拡大。
決算内容もですが、地合いも心配。
前回の決算はこちらを参照。
そろそろプロファイルの進捗ぐらい出して欲しいですよね。
さて、今週はふるさと納税の返礼品でも物色しようかな
それでは皆さま、よい週末を。
これを機に株式投資をスタート検討している方は先ずは口座開設しておきましょう。
おすすめは楽天証券 or SBI証券 or SBIネオモバイル証券 です。
よしっ、徹底的に比較してどちらがベストか検討だ!
うーん、どっちの証券口座を開くか決められないな・・・
なんて人は楽天証券、SBI証券どちらの口座開設もしちゃいましょう。
開設にも口座維持にも費用はかかりませんのでここで時間を費やすのはもったいない。
強いてどちらかと言えば、アプリの使いやすさから楽天証券がおすすめです。
ちなみに【SBI証券が選ばれる理由】にありましたWealthNaviに関してはこちらをご参照ください。
投資を始めたいけど余裕資金が少ないんだよな・・・
なんて人にはSBIネオモバイル証券 は最適解のひとつです。
機会損失にならないように早めの口座開設をおすすめ致します。
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