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インフレ対策と株価の関係【株レポ】

💹株式投資
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株式トピックス【5月10日〜5月14日】

どうも、晴れオトコです。

今週のトピックスは、

✅ インフレ警戒が株式市場を直撃

✅ 3道県に緊急事態宣言の発出決定

てなことがありましたねで。

株式市場にはどんな影響があるの?

それでは早速、見ていきましょう。

🇺🇸 インフレ警戒が株式市場を直撃

13日の東京株式市場は、米国の物価上昇による投資家心理の悪化から売りが優勢となった。日経平均株価の終値は前日比699円50銭安の2万7448円01銭で、11日からの3日間で2000円超下落。終値で2万8000円を下回り、1月上旬以来の低水準となった。

出典:JIJI.COM

いやはや・・・、日経平均は11日からの3日間2,000円を超える下落。

⚡11日 ⬇︎909円75銭(3.08%)

⚡12日 ⬇︎461円08銭(1.61%)

⚡13日 ⬇︎699円50銭(2.49%)

退場者も出てるかもしれませんね・・・

大幅安にて値頃感が出てきた個別株もあり14日は買い場になりましたが。

結局、何が起こってるの?

米国は4月の消費者物価指数を発表、その値が市場予想を上回る伸びとなりました。

🇺🇸消費者物価指数

消費者物価指数(Consumer Price Index)とは、米労働省労働統計局が毎月発表する統計で、消費者が購入するモノやサービスなどの物価の動きを把握するための統計指標です。また、国民の生活水準を示す指標のひとつとも言えます。米国のインフレ率を分析するための最重要指標です。

出典:yahooファイナンス

要は、『物価上昇圧力が高まっている』状態です。

消費者物価と株価の関係はこちら。(ざっくりですが)

消費者物価(前半)⬆︎ 企業の売り上げ増 ▷ 株価へは好材料

消費者物価(後半)⬆︎ FRB利上げ後押し ▷ 株価へは悪材料

このような関係の中で、

『インフレ対策のために想定より早く金融引き締めがスタートするのでは!?』

との思惑により売りが先行しました。

一方で、

『雇用統計の回復鈍化など、その他の指標を見る限りはインフレ加速と長期金利の急上昇は限定的だろう』

なんて意見もあります。

このタイミングでの引き締めは腰折れになるのでないとは思いますが・・・

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🦠 3道県に緊急事態宣言の発出決定

 政府は、北海道、岡山、広島の3道県を対象に、今月16日から31日までの期間、緊急事態宣言を出すことを決定しました。また、「まん延防止等重点措置」を群馬、石川、熊本の3県にも適用し、期間は今月16日から来月13日までとしています。

出典:NHK WEB

当初の政府案はまん延防止、それに対して専門家(対策分科会)は反発。

結果として緊急事態宣言で決定、北海道、岡山、広島の3道県が対象となりました。

これらの道県では人口10万人あたりの感染者数がこの1週間で東京を上回っております。

首都圏の人がGWに都外・県外に遊びに行った余波じゃないの!?

なんて意見が多数ですね。

また、まん延防止措置対象地域に群馬、石川、熊本が追加されております。

ブレブレの対策でどこまで事態が改善されるか分かりませんが・・・

緊急事態宣言・まん延防止措置対象は延べ19都道府県、

都市部も多くこれら都道府県のGDP合計は日本全体の約7割。

市場も不安定ですのでしばらくは下降トレンドが続きそうですね。

注意

この記事は特定の銘柄に対して購入を推奨するものではございません。

また、余裕資金の範囲で自己判断のもと投資しましょう。

今週の損益速報

今週はファイバーゲート(9450)の決算発表がありました。

早速ですが、ドンッ!

出典:ファイバーゲート

売り上げの伸びは見られますがビジネスユースは記載の通り減速しております。

ホームユースの伸びでカバーできているのでさほど心配はありませんね。

(伸び率と減少率の『差』は気にしていかないといけませんが)

通期に関しても、

売上高   ⬆︎21.8%

営業利益  ⬆︎15.8%

経常利益  ⬆︎16.0%

当期純利益 ⬆︎30.0%

文句なしの好調を推移、ストック収入・フロー収入も増加傾向です。

そして今回の目玉はこちら。はい、ドンッ!?

正直、まだ見極められません・・・

確かに火力発電所の廃止・休止により電力需要は年々高まっております。

今年の冬にも東電一部管内で電力不足が生じる見通しまで出ています。

今再生可能エネルギー事業参入で考えられる株価への影響は改めてまとめますね。

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注目イベント【5月17日〜5月21日】

今週は決算ラッシュでしたね。

13日までに決算発表をした東証1部上場企業の最終損益は前年比⬇︎4.2%。

ふむふむ、全体的には下がっているな。

しかし、この状況下では良い方なんじゃないかな。

なんてコメントしてる人がいたら近づかないように注意しましょう。

その内訳は、

🍽 非製造業 前年比⬇︎43%

🏭 製造業  前年比⬆︎31.1%

何事も表面だけ見てると足元をすくわれますね。

🏢 SONY

🏢 FUJITSU

🏢 HITACHI

🏢 NEC

コロナ禍にも関わらずこちらの4社の純利益は過去最高。

一方で非製造業は対照的な結果となりました。

移動制限が業績に大きな影響を与えています。

ちなみに22年3月期の見通しは、

🍽 非製造業 ⬆︎23.4%

🏭 製造業  ⬆︎70.9%

大きく増益が見込まれております。

非製造業に関しては不安要素が多いのでなんとも言えませんね・・・

それでは皆さま、よい週末を。

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