株式トピックス【4月26日〜4月30日】
どうも、晴れオトコです。
今週のトピックスは、
✅ バイデン政権、キャピラルゲイン税を2倍へ
✅ インドでコロナ変異株が大流行
てなことがありましたねで。
株式市場にはどんな影響があるの?
それでは早速、見ていきましょう。
☄ バイデン政権、キャピラルゲイン税を2倍へ
バイデン氏は構想を「米国家族計画」と名付け、財源の一部には富裕層に対する増税による税収を充てる考え。ただ、共和党はこれまでバイデン氏の政策は歳出規模が大きすぎると反発しており、企業や富裕層に対する増税にも反対していることから、今回の構想にも批判が集まるのは避けられない見通しだ。
同構想の財源確保のため、バイデン政権は個人所得の最高税率を現行の37%から39.6%に引き上げることを提案。年間所得が100万ドル以上の世帯に対してはキャピタルゲイン税の税率も現行の20%から39.6%に引き上げる。現在、投資収入に課している付加税(税率3.8%)を合わせると、キャピタルゲインに対する連邦税の最高税率は43.4%に達する(現在は23.8%)。
出典:The Wall Street Journal
日本の株取引での売買利益への課税は20.315%です。
これがいきなり、
財源確保のしたいんで倍の40%にします。
ては事になったら大混乱でしょうね。
(キャピタルゲイン増税はもともと大統領選の政策に入っていたのでいきなりではないですが・・・)
これら増税の目的はコロナ対策で広がった経済格差の是正です。
要は、『富の再分配』ってやつですね。
何でコロナ対策で富裕層との格差が広がったの?
米国は経済正常化に向けて、
💰 異次元経済対策
💰 異次元金融緩和
これらの対策で市場に大量のドルを供給し続けています。
その結果的として富裕層が保有している資産価格が押し上げられ経済格差が広がりました。
そして次に気になるのは、
増税案が可決される可能性は高いの?
ですね。
米国でも意見はさまざまですが、
📰 上院での民主、共和両党議席が50ずつなので60%の賛成は得られないだろう。
📰 可決されるけれど実行税率はある程度の見直されるだろう。
などなど、楽観的な意見が多いように見受けられます。
また、実行された場合の日本への影響に関しても意見はさまざま。
💬 そもそも影響がある所得100万ドルって納税者の0.3%でしょ。
💬 報道が出て一旦下げたけど、もう持ち直してるじゃん。
💬 アメリカが崩れたら日本も連れ安になっちゃうな・・・
個人的にはあまり影響はないと踏んでるんですけどね。
一時的には不安定になる可能性がありますので要注意ですね。
🇮🇳 インドでコロナ変異株が大流行
インド政府は1日、この日午前8時(日本時間1日午前11時半)までの24時間の新型コロナウイルス新規感染者数が40万1993人となり、初めて40万人を超えたと発表した。1日の感染者数として世界最多を更新した。30万人を上回るのは10日連続となった。首都ニューデリーは、4月19日から今月3日までの予定で実施中の都市封鎖を1週間延長する。延長は2度目。
出典:JIJI.COM
インドでは変異株の流行により現地での企業活動、生産に影響が出始めています。
対策として工業用酸素を医療用にまわす措置なども生産停止の背景となります。
🚙 SUZUKI インド国内3工場を一時停止
🛵 HONDA インド国内4工場を一時停止
📺 パナソニック 白物家電生産拠点を一時停止
インドに進出している企業は1400社以上、この10年で2倍。
これらの日系企業はインド市場をターゲットとしていますので、
『日本経済に与える影響は限定的であろう』との意見が大半。
但し、『2ヶ月程度立てば正常に運転できるだろう』てな前提付きです。
混乱が続けば業績にもクリティカルな影響を及ぼす可能性はまだ秘めてますね。
今週の損益速報
今週も取引はなし、ずるずると含み損を積み上げてます。
グロースやコロナ恩恵銘柄には厳しい時期が続いてますね。
対照的なニュースをひとつ、ANAが22年3月期の業績を黒字予想発表。
ANAホールディングス(HD)は30日、今期(2022年3月期)の営業損益が280億円の黒字に転換する見通しだと発表した。新型コロナウイルスの感染拡大で航空需要が大幅に減少したことを受けて前期は巨額の赤字に陥ったがコスト削減を徹底する中で、航空需要の回復を見込んでいる。
出典:bloomberg
主な背景としては、
✅ ワクチン普及による移動制限の緩和
✅ 固定費の見直しによる収益改善
✅ 非航空部門のテコ入れ強化
などなど、20年の企業努力が身を結びましたね。
世界的な拡大は続いてますがワクチンの普及で、
✈️ 旅行・レジャー銘柄
🏦 銀行銘柄(主に米国)
てなとこにも資金が振り分けられるウエイトが上がってきそうですね。
注目イベント【5月3日〜5月7日】
カナダでテーパリングが決定しました。
カナダ銀行(中央銀行)は21日の金融政策決定会合で、国債の購入を減額することを決めた。想定以上に経済回復が進んでおり、主要国の中銀でいち早く金融緩和の正常化に動く。
出典:日経新聞
そもそもテーパリングとは、
量的緩和政策により進められてきた国債やETFなどの資産買い取りを徐々に減少。
経済の正常化に向けて最終的に購入額をゼロにしていこうとすること指します。
そして気がかりは、
『アメリカでいつテーパリングの議論がスタートするか』
ですね。
🗓 2022年 → テーパリング
🗓 2023年 → 利上げ
こんなスケジュールなら、21年内には議論がスタートしそうです・・・
今後の市場に大きく影響を及ぼす可能性がありますので適宜、続報を入れますね。
それでは皆さま、よい連休を。
これを機に株式投資をスタート検討している方は先ずは口座開設しておきましょう。
おすすめは楽天証券 or SBI証券 or SBIネオモバイル証券 です。
よしっ、徹底的に比較してどちらがベストか検討だ!
うーん、どっちの証券口座を開くか決められないな・・・
なんて人は楽天証券、SBI証券どちらの口座開設もしちゃいましょう。
開設にも口座維持にも費用はかかりませんのでここで時間を費やすのはもったいない。
強いてどちらかと言えば、アプリの使いやすさから楽天証券がおすすめです。
ちなみに【選ばれる理由】にありましたWealthNaviに関してはこちらをご参照ください。
投資を始めたいけど余裕資金が少ないんだよな・・・
なんて人にはSBIネオモバイル証券 は最適解のひとつです。
機会損失にならないように早めの口座開設をおすすめ致します。
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