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S&P500指数 実績が裏付ける3つの優れた特徴

💹株式投資

『S&P500』、株式投資をやっていない人も

一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

しかしながら株式投資をしてる人は身近すぎる言葉故、

株式投資をしていない人は日常とかけ離れている故、

その素晴らしさを語れる人は少ないかもしれませんね。

この記事ではS&P500指数の構成銘柄などの基礎知識から

連動指数として多くの指示を得ている理由までご説明致します。

『米国株なんて買わないから関係ないや』なんて言ってるあなた、

将来のリスク分散の為にも、これを期にしっかりと学びましょう。

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S&P500指数とは

いちばん簡潔に説明できる文章がこちらでした。

S&P 500(エス アンド ピー ファイブハンドレッド、Standard & Poor’s 500 Stock Index)は、S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが算出しているアメリカの代表的な株価指数

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/S%26P_500

うーん・・・、1個ずつ読み解いていきましょう。

『S&P500』は・・・

こちらはS&P500の基本情報となります。

出典:https://japanese.spindices.com/indices/equity/sp-500

名前の通り約500社で構成されており、その歴史は60年以上のとなります。

構成比率上位は日本でも馴染みのある企業がほとんどですね。

『S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス』が・・・

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスは

投資機関や個人投資家が市場予測のために使う指数(インデックス)を

リサーチ・算出・提供している世界最大規模の指数算出企業です。

その歴史は古く、100年以上わたり市場に優れた指数を提供しています。

『算出』している・・・

前述の通りS&P500指数は米国の主要産業の中から約500社で構成されております。

その選ばれし銘柄たちを時価総額加重平均で算出した指標がS&P500指数。

全くピンときませんよね。

時価総額加重平均とは、指標に組入ている銘柄の時価総額(株価×発行済株数)を、

基準となる一時点での時価総額合計で除算して求めるたものです。

まだまだピンときませんね。

考え方としては、

指数を構成する銘柄の時価総額合計が

とある一時点(例えば20年5月19日)で100万円だとして、

この指数に採用さている構成銘柄A社の時価総額が10万円だと、

構成比率は10%になります。

ちなみに東証株価指数(TOPIX)なども時価総額加重平均で算出した指数です。

『株価指数』

特定の銘柄を設定して独自の算出方法で数値化させたものが指数(インデックス)です。

例)S&P500指数

銘柄:アメリカの主要産業を代表する500社
算出:時価総額加重平均

※実際の銘柄選定には各指標とも厳密な選定項目を設けております。

因みに、S&P500と同じぐらい耳にするダウ・ジョーンズ工業平均も

S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスが提供する株価指数の一つです。

ここまでのまとめ

要約すると、

『インデックス算出企業が提供しているアメリカ市場をカバーした歴史ある指数の1つ』

です。

まとめと言いましたが、ちょっと長いですね。

細かな理解よりここでは大枠を掴んで頂ければと思います。

S&P500 パフォーマンス

ここではS&P500が歴史的にどのような推移をしてきたか見ていきましょう

1957年以降の指数の推移を各年の年末終値と対前年増減率でグラフ化しております。   

対前年増減率(棒グラフ)からも読み取れる通り非常に高い割合で成長続けております。

2019年は前年比で28.88%成長と2000年台に入ってから2番目に高い成長率です。

(一番は2013年の前年比29.60%成長です)

直近10年では平均で約11.7%の成長率を誇ります。

但し、リーマンショックの暴落時は▲38.49%と下落幅も大きく注意が必要です。

下落相場に見舞われても長期的には右肩上がりを続けているところは非常に魅力的ですね。

ちなみに、TOPIXを同じ期間で見てみると成長率は平均で約6.6%程度でした。

S&P500恐るべし。

S&P500 3つの優れた特徴

継続した高パフォーマンス

ご覧頂いた推移の通りS&Pは非常に優秀なパフォーマンスを継続しております。

現在はCOVID-19の影響によりボラティリティが高い状態が続いており、

このような相場で指標がどのように動いて行くか引き続き注意が必要ですね。

アメリカ市場をカバーしたセクター分散

S&P500のセクター別ウエイトは下記のような構成となっております。

データ更新日 Apr 30, 2020

出典:https://japanese.spindices.com/indices/equity/sp-500

更に業種を細く分類するとその業種は約40種に及びます。

また、米国株式市場の時価総額の約80%をカバーしております。

このことよりS&P500はアメリカ市場全体の動向を

反映した指数として使用することができますね。

厳選された構成銘柄

S&P500を構成する銘柄は適格性基準に基づき指数委員会によって選定されます。

選定にあたり財務の健全性などの適格性基準が設けられており

定量化された基準により各銘柄は厳格に選定・管理されています。

S&P500 おすすめ連動商品

ここまで駆け足でしたがS&P500の素晴らしさをお伝えできたかと思います。

そんなS&P500をベンチマークとしたおすすめ商品は、

三菱UFJ国際投信が運用するeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)です。

ベンチマークとする指数の素晴らしさもそうですが、

運用総額・コストが同様の連動商品と比べて業界トップクラスです。

また株式、投資信託、ETFの購入には楽天証券がおすすめです。

ネット証券各社で細かな差はありますが手数料、取扱銘柄など

主要な項目では間違いなくトップクラスです。

楽天ユーザも特にこだわりがない方も楽天証券でさくっと講座開設しちゃいましょう。

下調べも大切ですが細かな違いを突き詰めすぎると貴重な時間を失っちゃいますからね。

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指標(インデックス)との付き合い方

指標の推移や市場の歴史から学ぶことは多くありますが、

それらが未来のなにかを保証するものでは御座いません。

そして指標は傾向を見る一つの手段であり盲信には注意です。

特に昨今の相場は前例のないことがたくさん起きておりますので、

しっかりと自分のリスク許容度を理解して市場との距離を保つことが大切ですね。

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