『複利』それは長期投資をするには欠かせない存在。
しかしながら、
言葉は知っているけど人には説明できないな・・・
なんとなく説明はできるけど複利運用はしていないな・・・
なんて人、たくさんいらっしゃるかと。
この記事では複利の考え方から投資への活かし方までご説明いたします。
その仕組みや魅力をお伝えする事であなたの投資の一助になるれば幸いです。
複利とは?
単利と複利
ここでは先ず、単離と複利についてご説明していきますね。
単利
単利(たんり、英: simple interest)
元金だけを利子の対象とするもの。
https://ja.wikipedia.org/wiki/複利
まさに言葉の通りですが、これだとちょっと分かりづらいですね。
説明を図で表すとこんな感じです。
単利運用の場合、元本は最初から最後まで変わりません。
なので毎年発生する利息も10万円から変化はありません。
複利
複利(ふくり、英: compound interest)
元金だけでなく利子にも次期の利子がつく。
https://ja.wikipedia.org/wiki/複利
複利のイメージはこんな感じになります。
一定期間(この図だと1年)ごとに生まれた利息を元本に足していきます。
足した合計値を新しい元本とみなし次の期間の利息が計算されます。
この為、複利運用では利率が同一でも一定期間毎に受け取る利息は増えていきます。
複利運用のすすめ
複利運用【元金あり / 積立金なし】
以下の条件で運用した場合、どのような運用成果になるかグラフをご用意しました。
これが複利効果の力です、凄いですよね。
利息を再投資に回すだけで30年間で180万円も差がついちゃうんですよ。
単利に対して複利での運用は年数を重ねるごとに威力を発揮します。
複利運用【元金なし / 積立金あり】
続いてはこちらの条件で見ていきましょう。
運用結果はこのようになります。
んっ!?計算あってる!?
となる人もいるかもしれませんが、計算あってます。
5%の場合は元金がほぼ2.5倍になってますね。
これらの数字の積立金と利息の内訳を見てましょう。
【年利3%で複利運用した場合】
【年利5%で複利運用した場合】
いかに若くして始めることが効果的か実感できるグラフですね。
数値化するとその内訳はこんな感じです。
複利効果恐るべし!ですね。
複利投資に必要な考え方
ご覧頂きました通り複利は運用期間が長ければ長い程、その効果を発揮します。
言い換えると、短期的に資金を増やすには非常に不向きな投資方法となります。
しっかりと自分の時間軸を作り1日でも早くスタートをすることがポイントです。
今の歳で長期積立運用をスタートしてもな・・・
なんてことは間違っても考えないで下さいね。
仮に40歳で始めて30年運用しても、まだ70歳。
70歳なんて男女共に平均寿命より10歳も若いですから。
豊かな老後を迎えるために
人生100年時代で年金問題の進行が懸念されたり、
65歳定年制なんて物騒なものがついに導入されたり、
老後の明るいニュースってホント少ないですね。
配当金や分配金などで収入源を増やしていけば、
自分の理想の生活をスタートさせられるかもしれませんね。
複利運用は、そんなあなたの目標を達成するための強い味方です。
しかり学び、1日でも早く複利効果に活躍してもらいましょう。
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