最近FIREなんて言葉をよく聞くようになりましたね。
ちなみにFIREとは『Financial Independence Retire Early』の略。
日本語に置き換えると『経済的独立』と『早期退職』です。
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会社の給料に依存しない収入を確立して40代で早期退職できました!
ってやつです。
サラリーマンンであれば会社に依存しない収入とは、
💴 配当金(株・ETFなど)
💴 事業収入(副業収入)
💴 家賃収入(不動産管理業)
こんなんがメジャーどころですね。
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将来は配当金で生活したいな〜
なんて想像は誰もが一度したことあるんじゃないですかね。
筆者も米国ETFで細々と配当金投資をしております。
今回は『配当金』をテーマとして、
💡 配当金って何から得られるお金なの?
💡 今後の生活費ってどうやって積算すればいいの?
💡 配当金でFIREしたいけどいくら元金があればできるの?
てなポイントを具体的な数字に落とし込んで見ていきましょう。
配当金が得られる仕組み
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ここでは株式とETFから得られる配当金・分配金についてご説明いたします。
配当金(株式)
会社が稼いだ利益の一部を株主に還元するお金のことです。
年会の配当回数は企業によって異なりますが1〜2回一般的です。
もちろんですが配当金をもらうには、『もらう権利』が必要です。
その権利は配当金を支払う会社の株を保有していることで発生します。
分配金(ETF)
『もらう権利』は株式で説明した内容と概ね同様の理解で問題ありません。
一年の分配回数は1〜12回とファンドによって様々です。
株式と異なりETFの投資先は個別企業ではなくファンドになります。
その為、分配金は企業からではなく運用費用(信託報酬や諸経費など)を
差し引いてファンドから投資家へ分配されます。
あなたがFIREするのに必要な配当金・分配金は!?
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『筆者には分かりません!』ってのが回答です。
さじを投げるわけではなくこれはあなたにしか判断できないんですよ。
例えば人生の三大支出(住宅 / 教育 / 老後)の『住宅』だけでも、
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🏠 持ち家(35年ローンで残30年)
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🏠 転勤族だからこれからも賃貸(でも会社から家賃補助あり)
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🏠 今は賃貸だけど実家を相続予定
などなど、人によって境遇が全く違うんですよ。
とは言えざっくりした目安は必要ですよね。
基準となる数字がないとこれより先に進みませんので、
上記を参考にして支出25万円/月 = 必要な配当金25万円/月として仮定します。
この記事では必要な配当金を25万円/月 → 300万円/年とし、
これを達せすることを『夢の配当金生活』と定義して進めます。
元本はいくら必要なのか?
さっそくですがこちらをご覧下さい。
これは年間300万円(25万円/月)を配当金で得るための利回り別の元本早見表です。
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※()内は税引前
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利回り5%でも6,000万円必要なの・・・
そうです、世の中そんなに甘くはないのです。
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えっ、10%で運用すれば半額の3,000万円でいいじゃん
っていう人はいないですよね、まさか。
もちろんですがリスクとリターンはトレードオフの関係にあります。
高配当投資では5%でも非常に高い利回りと言えます。
個別株の銘柄選定や適切な運用にそれ相応の知識と経験が必要となります。
ましてやそれ以上の利回りをいきなり狙うのは、
非常にリスクが高く全くもっておすすめしません。
利回り3〜4%であればETFをメインとしても到達可能なの領域ですね。
まずはどの程度の元本が必要なのかイメージを掴んでもらえればよろしいかと。
次のアクションは!?
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ここですよね重要なの。
次のアクションではもう少し自ら生活に落とし込んで考えてみましょう。
※とりあえず25万円/月の設定はそのままで。
大前提ですが株・ETF買うために証券講座が必要になりますからね。
まだの方は、さくっと講座開設しましょう。おすすめは楽天証券です。
まずはこちら確認しましょう。
💴 配当金投資に使える元本
💴 配当金投資に毎月積み立てられる金額
ここでは下記で仮定してみていきましょう。
💹 元本100万円
💹 10万円/月の積立
💹 配当利回4%
💹 配当金は再投資(複利運用)
こちらの条件で運用すると・・・
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今日初めて27年後に達成ですね。
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そんなにかかるの!?もうちょっとなんとかならないの・・・
って人がいたらここで2つの選択肢をご紹介。
積立金を増やす
月10万から20万円に増やせれば17年で達成、10年も早くなります。
但し、プラスで必要な10万円は祈っても降っては来ません。
💡 副業で稼ぐ
💡 支出を抑える
このどちらかを実践しなくてはなりません。
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副業で10万円なんてすぐには稼げないよ・・・
そりゃそうですよ、お金稼ぐのは大変なんですから。
また、散財してない限り支出の見直しだけで10万円なんで捻出できないですよね。
但し、固定費を見直すだけでも2〜3万なんて簡単に達成しますよ。
🚫 保険を見直す
🚫 格安スマホに変える
🚫 年会費の高いクレカを解約する
単身ではなく家族がいる方は、なお効果的です。
そうなると副業で稼ぐお金は7万円で良くなります。
ちょっとハードル下がりましたね。
先ずはセミリタイアを目指す
これはこれで素敵な考えですよね。
例えば必要な25万円/月を、
💡 配当金で目指せ10万
💡 5万円は支出カット
💡 残りの10万は働いて稼ぐ
って考えると必要な配当金は120万円/年、14年目には達成できてます。
自力で10万円は稼がないといけませんが仕事の選択肢は広がりそうですね。
スタートはお早めに!
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投資全般に言えることですが早めにスタートする事は大きなアドバンテージです。
配当金を目的とした長期的な投資は時間による恩恵を大きく受けられる手法です。
※銘柄やファンドの選び方を間違えちゃったら元も子もないですが。
また、長期的な投資だけでなく短期的にキャピタルゲインが狙える場面でも、
早くに行動している人はそのチャンスに気付ける可能性がありますね。
💴 事業所得や不動産所得を絡めると大幅なスピードアップができます。
何にせよ投資は自分のリスク許容度と余裕資金の範囲でやりましょう。
それにプラスして投資スタイルを確立するのもFIREへの近道かもしれません。
(ちなみに筆者は投資スタイルがブレブレにて絶賛迷走中です。)
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